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子育ての恵みーそれは自分の人生を生き直せること-

2015/09/02

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夏休みがあけて、2学期が始まりました。
皆さま、長い夏休みをどのように過ごされたでしょうか。

ご家族そろってお里帰りやご旅行をされた方もおられるでしょう。
あるいは、ご家庭でゆっくりと過ごされた方もいらっしゃるでしょうか。
いずれにしても、お子さまがたはご家族やご親族と過ごされ、たくさんの貴い体験をされたことでしょう。

お子さまとの触れ合いの中で、ふと、ご自身が幼い時に過ごされた夏休みの体験を思い出されたお父さま、お母さまはいらっしゃいませんか。

自然の中でアウトドアの活動中には父の大きさが、興奮して寝付かない子に添い寝をしているときには母の優しさが思い起こされ、自分が両親から守られ愛されて育てられた幼少期であったことに気付かされたりします。

今まで思い出したこともなかった自分と親、兄弟との思い出が蘇り、懐かしい気持ちや郷愁の想いが染み染みと込み上げてくることもあります。

自身の中では、とうに忘れ去られていたことも、実は心の奥底に大切にしまわれ、無意識のうちに自分の思考や行動に現れていることがあります。

子育てを通してデジャヴのような体験をするのは、きっと幼少期に親にしてもらった体験をもとに、知らず識らずのうちに同じ思いを我が子に授けようとしているからなのではないでしょうか。

幼少期に大切にされ、愛された思いを忘れてしまっていたとしても、私たちは自分の子育てを通して、もう一度その愛の関わりを追体験することができます。

我が子の成長を感じながら、同時に自身の育まれた愛の軌跡をも辿ることができる子育て、自分をもう一度生き直すことになる子育てとは、なんと素晴らしい神さまからのお恵みなのでしょうか。

長い夏休みを通して、普段できない様々な貴い体験をした子どもたちもまた、いつか大人なって親になったときに、きっと深く思いを巡らすときがやってくるのでしょう。

運動会やお遊戯会などたくさんの行事がある2学期を、子どもたちが健やかに過ごすことができますようにと神さまのお導きを願い、園とご家庭とがさらに協力して過ごしてまいりましょう。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 (文責  主任教諭)

1学期の子どもたちとのかかわりから

2015/07/18

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六月の保育参観では、限られた時間ではございましたが、幼稚園で過ごすお子さま方の姿をご覧いただきました。
 いかがでしたでしょうか。
 お仕事に真剣に取り組む姿に心を打たれた方もおられたでしょう。
 あるいは、何をしたらいいかと探して時間が過ぎていく姿を見て、不安や焦りを感じられた方もいらしたでしょうか。
 子どもたちを比べないで見守ってあげてください。教室で日々関わらせていただくと、子どもは本当に一人ひとり皆違うと実感させられます。学びの歩みも、興味を持つ対象も、皆一人ひとり違うのです。その違いを「いいんだ」と認めて、そして「だいじょうぶ」と信じて子どもの歩みに寄り添いましょう。
 子どもたちは自分のペースで、幸せに生きていくための本当の力を身につけるために、毎日活動しています。
   
「わかった!」「できるようになった!」という子どもの真の喜びは、奥底に潜んでいた可能性を自力で手に入れた時に得られるものです。
 何度失敗しても、時間が掛かっても、私たち大人は信じて見守り、待ちましょう。そして、それができるようになった時、その子の大きな自立への一歩を一緒に心から喜んでください。 (文責 主任教諭)

一学期を振り返って

2015/07/18

1学期を振り返って

 

時間も、子どもの成長も留まることをしりません。新学期のスタートからもう、3か月が過ぎました。4月に戸惑いの中で始まったクラスの生活も、1か月を過ぎるころには、落ち着きが見られるようになりました。

先日、一斉保育の園で長年勤めておられる先生方が、モンテッソーリ園を初めて見学され、「目からうろこが落ちた」と衝撃を受けてお帰りになられました。

整えられた秩序のある環境と、子どもに適した子どもサイズの教具や教材。そして、「こうしなさい!ああしなさい!」ではなく、「どうするのだった?」「なにがいいとおもう?」と、子ども自身に問いかけ考えさせ、選んで生きていけるように促す先生。それら3要素があわさった時に、子どもが既に持っている生きる力が発揮されるのだと思います。

みょうじょうのモンテッソーリクラスの特徴は、一人ひとりの個性が活かされて創られる「活きたクラス」であることです。一人ひとりが違 う個性をもっているように、5つのクラスそれぞれが本当に違うユニークな雰囲気になってきています。それはいわゆる「設定された保育」ではないからです。

まだ、夏が始まったばかりですが、今後、このクラスの姿がどのように変わり成長していくのか楽しみです。きっと、1年は、とても早く感じてしまうことでしょうね。

 

 園長 高橋由美

今年の秋が楽しみです

2015/07/16

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ロンゴ広場のキューウィ棚には早くも多くの実がつき始めました。秋の収穫が楽しみですね。

第1回 カリタスクラス  野菜たっぷりグラタンとハイビスカスハーブティー

2015/07/16

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子どもたちから大人気のカリタスクラス。今年度、初回はロンゴ畑の野菜を使ったグラタンとハイビスカスティー。 食卓の準備から調理、ティーサービス。子どもたち自身で行います。カリタスクラスは、みょうじょう幼稚園の教育の頂点であり、モンテッソーリのエッセンスが詰まった時間です。

今年もロンゴ広場のやまももが豊作です

2015/06/20

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毎日、籠にいっぱいの収穫となったやまもも。

甘酸っぱさと独特の触感がやみつきになっている子どもたちも。

6月の園庭にジューンベリーが

2015/06/16

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入園式に可憐な白い花をたくさん咲かせたザイブリボクの木。ジューンベリーと呼ばれるとおり、6月になるとかわいらしい小さな赤い実をたくさんつけます。子どもたちも思わずパクパク。

6月の子どもたちの様子から

2015/06/01

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 ようやく子どもたちは、幼稚園での生活のリズムをつかみはじめ、自分の力で歩もうとしています。身支度、お仕事、お弁当、外遊びなど、様々な場面で子どもたちの真剣に取り組む姿が見られます。大人から見れば、その指使い、手の動かし方、身のこなし、足取り、どれをとってもたどたどしいものです。子どもの活動を見ていると、ひとつの動作には、こんなにも幾つもの行程があったのかと気づかされることがあります。大人ならひとつの流れのように簡単にしてしまう動作でも、子どもはその動きを習得するまでに、幾つもの行程に分けて、次は何だろうと考え巡らせ、ひとつひとつ積み重ねて完成させていくのです。ご家庭におかれましても、お子さまの動きが止まった時、すぐに言葉をかけたり、手を貸したりせずに待ってみましょう。

 きっと、お子さまは見たこと、聞いたこと、経験したことを思い出しながら、一生懸命心の手を動かして思いを巡らしているはずです。大人の手を借りずに一人でできた時、それは大きな自信を得るとともに、自立への一歩となります。(文責 主任教諭)

父の日によせて

2015/06/01

父の日-それは父として生きることの決意を新たにする日

母親は受胎と同時に母子一体の状況を体験するので、「母になった」ことをすぐに自覚できます。しかし、父親は、いつ父になるのでしょうか? 妻から報告を受けたときでしょうか? 我が子を胸に抱いたときでしょうか? 父として生きることを決意した“時”に、その人は「父になる」のでしょう。母親のわが子に対する愛が情緒的であるのと異なり、父親のわが子に対する愛は意思の決断により芽生えていきます。子どもが成長していく中で、 「母親の役割は子どもをホールディングすること。父親の役割は子どもをハンドリングすること」と役割も異なります。必要な時に「父の一言」「父からの一喝」があって、子どもが「目を覚ます」ことができるもの。子どもの成長の折にふれ、父親の存在の確かさが、求められ、それに応えることで尊敬と信頼を勝ち取っていかれることでしょう。

アシュリー先生と英語で遊ぼう!

2015/05/16

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今年度も、アシュリー先生はパワフルでジョイフルなレッスンを展開してくださっています。