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【お家でできるモンテッソーリのお仕事 No4】

2020/04/30

皆さん こんにちは。
新型コロナウイルスの終息がみえない不安な日々が続いていますが、
お元気でお過ごしでしょうか。

 世界が暗いニュースに覆われても、
季節は巡って柔らかな風が春を感じさせてくれます
日々のお買い物の道中、外に出ると可愛らしい色とりどりの花に心が癒されますね。

 自由に外に出られないこんなときこそ、お家でも春を感じられるように過ごしたいものです。
お庭やベランダでお子さんと一緒にガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 モンテッソーリ教育の日常の分野に、
〔鉢植え〕という自然の植物に関わる活動があります。

幼稚園では、子どもたちと一緒にたくさんの野菜や花を育てています。
4月は、ロンゴひろばの畑には麦や玉ねぎが大きく育ち、
チューリップや菜の花がきれいに花を咲かせています。
これらは全て、子どもたちが種や苗、球根から育ててきた大切な命です。

 昨年の秋には、厳しい冬に備えてみんなで麦踏みをしました。
霜や寒さに負けずに元気に育つようにと願いを込めて、
子どもたちが麦を踏みます。
今、きれいに咲いているチューリップは、昨年の春に花の時期を終えた球根を、
子どもたちが土から掘り起こし丁寧に洗って乾かして植えた球根から育った花です。

 幼稚園での自然体験は、
神様からいただいた「命」を感じ育んでいくための大切な教育です。
モンテッソーリ教育の〔鉢植え〕の活動にも、
道具を整え、順序だてて丁寧に行い
これからずっと世話をして命を大切に育てるという
子どもへのメッセージが込められているのです。

 ぜひ、お子さんとご一緒に土の感触を楽しみ、命が育っていくことを心待ちにしながら
鉢植えのお仕事をされてみてください。

【鉢植え】

準備するもの:小さな植木鉢、シャベル、じょうろ、新聞紙やビニールマット、鉢底ネッ
ト、鉢底石、土、野菜・ハーブ・花などの苗や種。
使う道具は子どもサイズがいいですね。
見本を見せられるように、鉢や苗などの数量をご用意されるといいでしょう。

  活動を始める前に、新聞紙やビニールマットなどを敷くと土がこぼれたときにお掃除
がしやすいですね。

 植木鉢の準備
植木鉢の底に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を入れます。

 土入れ
〔苗〕 鉢の半分位までシャベルで土を入れます。
〔種〕 鉢の7~8分目くらいまでシャベルで土を入れます。

 苗植え・種蒔き
〔苗〕 ポットを手でもみもみと優しく揉んで、固くなっている根の周りの土をほぐ
します。片手でポットを持って逆さにし、反対の手で苗を支えながらポットを抜きま
す。苗を鉢の真ん中に置いて、鉢の上まで1~2cmを残して土を入れます。
〔種〕 指で(第一関節くらいまで)土に穴を開けます。穴の中に種を蒔き、上から
優しく土をかけます。

  水やり
じょうろでお水をあげましょう。
種が流れ出ないようにそっと優しくあげましょう。

  お片付け
お片付けも大切なお仕事です。
シャベルを洗ったり、こぼした土を箒と塵取りできれいにすることも、子どもにとっ
ては楽しいお仕事になります。

ひとつひとつ、ゆっくりとやり方を示してあげるとよいでしょう。
幼稚園では、野菜の苗を植えたりお花の種を蒔いたあと、子どもたちが小さい手を合
わせてお祈りをする姿が見られます。
「かみさま、かみさまの たいようや あめの おめぐみで げんきに おおきく 
そだちますように」
お家のお庭やベランダにも春を感じられて、毎日を子どもたちが喜んで過ごすことが
できますようにお祈りしています。

教頭 石川 徳子

【お家でできるモンテッソーリのお仕事 No3】

2020/04/27

皆さん こんにちは。

自由に外に出られず、お家の中で過ごす毎日は本当に大変ですね。

こんなときだからこそ、お子さんとご一緒に家事を楽しめたらいいですね。


お母様がお手本を見せて、喜んで学んでいく子どもの姿を見ることは

なにより嬉しいことです。

毎日出るたくさんのお洗濯物。洗うのは洗濯機がしてくれますが、干したり、

畳んだりすることをお子さんとご一緒にしてみるのはいかがでしょうか。

モンテッソーリのお仕事の中に、指先の洗練のための教具はたくさんあります。

前回ご紹介したより分けのお仕事の分ける、

他にも通す、押し出す、はめる、折る、貼る、切る、縫うなど、

幼稚園には様々な教具が棚に並べられています。


子どもが2本の指を使って洗濯バサミを摘まむ運動は、とても大切な活動です。

親指と人差し指、中指と合わせ3本指が使えるようになって

初めてお箸や鉛筆を持てるようになるからです。


また、布を畳むときと、紙を折るときでは、指先の使い方が異なります。

布を畳むときは、折り目を端からそっと抑えていきます。

紙を折るときは、中央から左右に順番に指をアイロンのように滑らせます。

このように、用途によって指の使い方は様々です。


自分の意思どおりに筋肉を動かせるようになることは、自立への第一歩となっていきます。

日常生活の中には、指先を洗練させる活動がいっぱいあります。

最初は上手にできないかもしれませんが、

大好きなお母さまと一緒に活動を繰り返すことで、

きっとお子さんの成長が見られることでしょう。




【洗濯物を干す・畳む】

子どもが扱いやすいハンドタオルやフェイスタオル、

子どもサイズの下着、靴下など、最初は簡単なものから始めるといいでしょう。



① 干す


   皺を伸ばしてから干すことを教えましょう。

   タオルならば、両手でぴん!と引っ張るように伸ばすことを示します。

   ハンカチなら、畳んでぱん!ぱん!と叩いて皺を取ることを教えてあげるのも

   子どもにとっては興味深く感じるでしょう。


   タオルハンガーのような背の低い物干しに掛けて、洗濯バサミで留めます。

   靴下なら、お手伝い専用に小さな洗濯ピンチハンガーなどがあると、

   より一層お手伝いが楽しくなりそうですね。



畳む


   タオル

角と角を合わせて折り、折り目を指先でずらしながら抑えていきます。

数枚のタオルでしたら、畳み終わったものはきちんと重ねていくことも

示してあげるとよいでしょう。


靴下

形をきれいに整え、対にして足の入り口部分をクルンとひと折りにすることができると、

片一方が迷子になってしまうなんてことがなくなりそうですね。

幼稚園でも、靴下を脱いだときは上記のように対にすることをお教えしています。



教頭 石川 徳子


ロンゴひろばの畑では…

2020/04/26

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春の穏やかなお天気の日が続いています。
幼稚園のロンゴひろば(第2園庭)の畑では、秋にこどもたちが植えた玉ねぎの苗が、大きく大きく育っています。5月に登園して、園児の最初のおしごとは、玉ねぎの収穫(玉ねぎ抜き)となるのでしょうね。楽しみです。
玉ねぎの隣では、小麦が伸びて、一斉に穂を出し始めました。秋にこどもたちが種をまき、寒い冬には何回も麦踏みをして、強くしっかりと根を張ることが出来た麦。こちらは6月に刈取り、そのあとで脱穀、製粉。さあ、全粒粉で何を作りましょうか?

ロンゴの畑は、園児たちが元気に登園してくるその日を、今か、今かと待っているようですね。

【お家でできるモンテッソーリのお仕事 No2】

2020/04/24

皆さん、こんにちは。
お元気でお過ごしでしょうか?
前回の【食卓の準備】を書き終えて、
笑顔で食卓を囲む子どもたちの姿を思い浮かべていましたら、
私が幼少期に大好きだったお手伝いを思い出しました。
それは、もやしのひげ根を取るお手伝いです。

母から任されたこのお手伝いは、私の誇りのお仕事でした。
なぜなら、「ひげ根がちゃんと取ってあるから、このもやしはとっても美味しいね。」と
父がいつも褒めてくれて美味しそうに食べてくれたからです。
このもやしのお料理が美味しいのは母の料理の腕ではなく、
私がひげ根を丁寧に取ったからなんだと得意になっていたのを今でも覚えています。

モンテッソーリ教育の日常生活の分野に、
より分けというお仕事の教具があります。
形、色、大きさ、材料の違いによって指先を使ってより分けていく活動です。
幼稚園では金時豆、うずら豆、白花豆の三種類のお豆がひとつの器に一緒に入っていて、
それぞれを小さな3つの器に子どもがより分けていきます。

(クラスによって素材が異なることもあります)
三学期になると、より分けのお仕事は難易度を増して、
子どもたちが種籾から育てた餅米を使った教具に変わります。
脱穀して稲穂から分けられた籾と、籾摺りをして籾殻を
取り除いた玄米の二種類をより分けます。
小さいものに対する敏感期にある子どもたちは、
先を駆使してこのお仕事に集中していきます。

教具がなくても、より分けのお仕事はご家庭で沢山することができます。
今回は、より分けのお仕事、野菜の下準備のお手伝いをご提案いたします。

【野菜の下準備】

器を2つ準備します。この2つの器により分けていきます。

1 もやしのひげ根取り
ちょっと爪を立ててひげ根を指で折るように取ります。
取り除いたひげ根を一方の器に、もやしをもう一方の器に入れます。
この作業をひたすら続けるだけなのですが、
きっと子どもは喜んですると思います
ときどき、お子さんの表情を伺いながら、
励ましの言葉も忘れないでくださいね
全て終わったら、水を張ったボールにはなしてさっと洗い、
ざるにあげて水を切るところまでお願いしてもいいですね。

2 さやえんどう(絹さや)の筋取り
さやえんどうは、へたを上にして縦に持つと筋が取りやすいです。
へたを直線に近い方の筋側に折って、ゆっくり下に引っ張って筋を取り、
筋は器に入れます。もう一方の筋も同様にして取り除き、
筋の器とさやえんどうの器により分けて入れます。
ゆっくり引っ張りながら筋が取れていく感覚を、
お子さんはきっと楽しんでくださると思います。

教頭 石川徳子

春の園庭では

2020/04/24

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みょうじょうの春は花盛り。3月末の大島桜から始まり、ジューンベリー、モッコウバラ、花壇の花々…。去年植えた球根を、園児たちが掘り起こし、きれいに整えて、みんなで植えなおしたチューリップも、きれいに咲きそろいました。子どもたちと見ることが出来なかったことが残念です。教職員も、お庭の花々も、園が再開し、子どもたちを迎えられる日を心待ちにしています。

【お家でできるモンテッソーリのお仕事 No1】

2020/04/18

子どもはお手伝いが大好きです。
それは、お母様を憧れに思っているからです。

 ♪ママの手は魔法の手!
  なんでもできちゃう不思議な手!
  どうして上手にできるのかな?
  
子どもはこの歌のようにお母さんを見ているのでしょうね。

お母さんが何気なくしていることも、
子どもにとっては憧れのお仕事なのです。

【食卓の準備】
家族の食卓のお手伝いをご提案いたします。

・テーブルに家族分のランチョンマットを敷きます。
真っ直ぐに皺のないように敷いて見せてあげましょう。
(ランチョンマットを敷かないご家庭は、そのままで大丈夫です。

・それぞれの家族の席に、箸置きと家族のお箸を置きます。
置く場所と向きを示しましょう。このとき、
左にご飯茶碗を置くスペースを開けておきましょう。
ランチョンマットの(テーブルの)どの辺りに置くか、
空間把握ができるようになっていきます。

・家族それぞれのご飯茶碗を置きます。
置く場所を示しましょう。お箸の左側に置いて見せます。
ご飯茶碗を置く場所を予測して、先程の箸置きとお箸を置けるようになっていきます。
次のことを予測して、考えて行動できるようになっていくのです。

・コップやマグカップ、お湯呑茶碗など、その時使用する家族のものを、
それぞれの場所に置きます。
幼稚園では、マグカップはランチョンマットの右上の辺りに置きますが、
ご家庭で場所を決められたらいいと思います。
コースターを使用してもいいですね。

こんなふうに、毎日、ご家族の食卓の準備をお願いしてみてはいかがでしょうか。
大切なお食事の準備というお役目を任されることは、
小さな子どもにとっては大きな喜びになります。
この役割を果たすことで家族が共に食卓を囲むことができるからです。
家族一人ひとりの顔を思い浮かべながら準備をするでしょう。
「いただきます!」と家族が揃って笑顔になったとき、
子どもは自分のお仕事に誇りと喜びを持つようになるでしょう。


 教頭 石川 徳子

【お手伝いは子どもにとって大切な活動】

2020/04/15

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け休園が長引いている中、
保護者の皆さまにはご理解、
ご協力をいただき誠に有難うございます。
東京都の緊急事態宣言が発令され、
世田谷区でも大型連休明けまでの学校休校の要請が出ました。
御家庭におきましては、
様々なご不安やご不便なことがお有りでしょうとお察しいたしております。
幼稚園では新年度準備が進められ、
安心して子どもたちを迎えられる日が一日も早く来るようにと祈るばかりです。


【お手伝いは子どもにとって大切な活動】

 日常生活を送る上で、いつも子どもがそばにいると、
思うように家事が進まなかったり、計画通りに過ごせないことがありますね。
ご家庭でお子様と過ごされる時間が、幼稚園からの発信で、
少しでも楽しく明るく有意義なものとなるようにご一緒に考えていく一助となれば幸いです。

 お手伝いをしてくれるのは有難いのですが、
余計に時間や手間が掛かって、
「あぁ〜、それはママがするから!」、
「もう大丈夫だから、早くして!」などと、心ない言葉を言ってしまい、
私はよく自己嫌悪に陥っていました。
 子どもは大人がしているのと同じようにやりたいと思っているのに
ただ自分が思ったとおりに手を使うことができなかったり、
身体を動かすことができないだけなのです。
子どもはどうやったら上手くできるのかを心から知りたいと思っているのです。

 マリア・モンテッソーリは、「日常生活活動」と呼ばれる運動ほど、
子どもの全発達にとってーー肉体的・精神的・道徳的な面からーー
大切なものはない、と教えてくれています。

 この時期の子どもは、見たものをまるで鏡に写したように正確に覚えられるミラー細胞の働きが活発で、
人がやっている動きを注意深く見る力を持っています。
ですから、お手本をゆっくりとして見せるということがとても大切なのです。

 一つ一つの動きを分析し、大事なところや少し難しいところを強調して見せます。
更に、子どもは見ることと聞くことを同時にすることは難しいので、
動作と言葉を一緒にしないことです。

 子どもは動作だけをじっと見ながら、頭の中でその手順を覚えていきます。
このように、覚えた動きを今度は自分でやってみるときに、
思い出しながら次はどうするのか自分で考えながら予測を立てていくのです。
 こうして日常生活活動を毎日繰り返し行いながら、
手を使い身体を動かすことで、子どもの脳は運動野だけでなく前頭前野のワーキングメモリが活発に働き、
その結果として、計画力や段取り能力、判断力、創造力が養われていくのです。

 子どもが出来るようになりたいと自ら選んで繰り返す活動は、
子どもが自立するための大切な活動です。
自立することに向かって一生懸命に努力する姿なのです。

 しかし、この自立への願望に気づかず、
大人が手を出して手早くやってあげてしまったり、
静かにしているからとビデオ教材の前に座らせたりすると、
人間に本来備わっている自立への願望が潰されてしまいます。
そして、やってくれる人や助けに依存する習慣が身につき、
自立のために努力をしない子どもになっしまうのです。

 子どもはお手伝いが大好きです。
そのお手伝いが、時としてお母様を困らせるようなことになるかもしれません。
でも、どうか自立に向かう子どもの力を信じて、
ほんの少しでもお子様の目の高さに合わせご一緒に過ごされてみてください。
お母様のお手本を真剣な眼差しで見入るお子様の姿をご覧いただけることと思います。
 今後の見通しが立たない今の厳しく辛い状況を、
どうぞご家族皆さまが健やかに明るく過ごすことができますようにお祈りいたしております。

教頭  石川 徳子

新年度の始業式・入園式延期のお知らせ

2020/04/13

<新年度の始業式・入園式延期のお知らせ>  入園、進級されるお子様お一人お一人のお顔を思い浮かべながら、 教職員一同、心を込めて準備を進めて参りましたが、 新型コロナウイルス感染症対策のための休園要請を受け、 始業式を5月8日、入園式を5月9日に延期することとなりました。 ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。 ただし、今後の社会的状況や行政の指示により、 日程が再び変更になることもありえます。 重要事項に関しては、今までどおり保護者連絡メールにて お知らせさせていただきます。 皆様のご健康を祈りながら、お会いできる日を楽しみにお待ちしております。            みょうじょう幼稚園 教職員一同

未就園児保護者対象 子育て支援講話会のご案内(6月開催)

2019/04/15

6月5日(水)に、子育て支援・講話会が開かれます。
子育て支援・モンテッソーリ親子教室」のページをご覧ください。

未就園児保護者対象 子育て支援講話会のご案内(2月開催)

2019/01/25

2月19日(火)に、子育て支援・講話会が開かれます。
子育て支援・モンテッソーリ親子教室」のページをご覧ください。

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